矯正治療は「見た目を良くする」だけではないことを知っていますか？

こんにちは！

歯科医師の辻田です。

１２月に入り冬の寒気が身にしみる頃となりました。

皆さんは矯正治療は「見た目を良くする」だけではないことを知っていますか？

歯並びは見た目だけではなく、歯の寿命にも大きく影響を及ぼします。

なぜなら、虫歯や歯周病のほとんどが歯と歯の間から起こるものだからです。

綺麗な歯並びだったとしても、歯の間は歯磨きが難しい場所。

歯並びが悪いと、より虫歯や歯周病になりやすく、また治療をしても再発しやすくなります。

虫歯の治療を繰り返すと治療を繰り返すたびに歯に与えるダメージは大きくなり、

いつかは限界がきて最終的には抜歯になってしまいます。

「治療→再発」を繰り返すことで歯の寿命は短くなってしまうのです。

つまり矯正治療は歯の寿命を長くすることにつながるのです！

そして現在はブラケットやワイヤーを使用する矯正だけでなく

透明に近いマウスピース型の矯正装置(アライナー)を使用した矯正もあります。

一人ひとりの歯に合わせて作製されるアライナーを装着し、

治療の段階に合わせて新しい装置に交換しながら徐々に歯を動かし歯並びを矯正します。

マウスピース型の矯正装置を使用した矯正は

①目立ちにくい

②装置を外してお食事ができる

③お口の中のトラブルを起こしにくい

④段階的に歯を動かしながら歯並びを矯正するので痛みが少ない

⑤治療期間中に装置が歯から外れてしまうなどの緊急性が少ない

という特徴があります。

マウスピース型矯正装置にはいくつか種類がありますので気になった方はお気軽にお声かけくださいね。